健康維持にフットケアが重要な理由とは?

年齢を問わず「いかに足の健康を保つか」は、重要な問題です。なぜなら、「足は第二の心臓」と呼ばれるように、全身の様々な部位と連動しているツボが数多くあり、そこに何らかのトラブルが生じると、健康に大きく影響を及ぼすからです。また、足を怪我したり、機能低下して寝たきりになってしまうと生活における刺激が少なくなり、脳の認知機能が低下する可能性も出てきます。このような状態になると、回復するのは容易ではないため、普段から足のケアは入念に行うようにしなければなりません。

では、足のケアを行うためには、どのようにすれば良いのでしょうか?まず、誰でも簡単にできるのがフットマッサージです。マッサージは自分で行うことも可能ですが、身体が硬い高齢者の場合は、無理に自分でやろうとすると怪我の原因となるおそれがあるので、できれば家族や介護職がやったり、プロである整体師の施術を受けるほうが良いでしょう。フットケアに力を入れている介護施設では、デイケアサービスの一環としてマッサージを行っているところもあり、そのような施設ではフットケア指導士が在籍しているケースもあります。

このフットケア指導士とは、一般社団法人日本フットケア学会が認定した民間の資格ですが、足や爪のケアをはじめ、血栓防止、リンパ浮腫の予防など、フットケアに関する知識と技術を身につけた人のことです。近年、介護の現場では、フットケア指導士の需要が高まっているので、介護の仕事に従事している人がスキルアップを目指す際には、注目してみるといいかもしれませんよ。興味がある方は、こちらのサイトhttp://elderly-footcare.comも覗いてみてはいかがでしょう。